去年、ご縁あって、長年英語の発音指導について研究されてきた蔭山先生と知り合いました。
私も、英語の発音方法、指導法についていろいろ調べたことがありました。ニューヨーク在住で独自の発音法を開発した日本人俳優兼剣道の先生であるケン・ケンセイさん(映画「硫黄島からの手紙」にも出演されてます)を日本に来て頂いて児童英語講師対象のワークショップをして頂いたこともありました。でも、やはり一日だけのワークショップでは、私の疑問は解消されませんでした。そして、蔭山先生のお話を聞いているうちに、私がずっと疑問に思っていたことが解明されるのではないか、そんな思いもあって、先生のレッスンを受講しはじめました。
英語の発音については、いろいろな書籍が出ていますし、いろいろな教え方があります。
それでも、今までどれも、“これだ!”と納得いくものがありませんでした。
特に、自分自身については、発音が悪くて苦労したという経験もないのですが、何とも釈然としないものがありました。
これまで京都の観光施設で外国人旅行者の対応をしたり、100人以上の外国人講師、貿易商社の外国人バイヤーや翻訳会社のアメリカ人社長とも仕事をしてきました。私の英語の発音が悪くて通じず、困ったことがなかったにもかかわらず、また、大手教育産業の英語講師採用試験の際にも“きれいな発音ですね”とさえ言われたのですが、自分の発音には自信がありませんでした。英語の発音検定試験っていうものもありませんし、“これでいいのかしら?”と思いつつ英語講師を名乗ることに居心地の悪さを感じていたことも事実です。そういう人って結構いるようです。長年外国で暮らしていた方や現役の通訳者でさえそのような方がいると聞き、ちょっとほっとしましたけれど。
とにかく、子音過程から始めることになり、日本語的英語発音からの脱却をはかりつつあります。まだまだ修行が必要ですが。蔭山先生の教室も現在は滋賀から始まり、京都、大阪へと広がりつつあります。京都市教育委員会主催の土曜塾でも取り上げられることになりました。“英語らしい音“に甘んじている方、一度先生のレッスンを受けられてみてはと思います。大変興味深く、あなたも“目からうろこ”かもしれません。
Mrs.Butterfly's English Tea Room■ noritama2008 様
2008/4/27